歯科技工士の祖父と父を持ち、歯科医師の叔父を持ち、一本の虫歯もなく、先日親知らずを全て抜き去ったデンタルサラブレッド。
それが僕。
最近ネットでよく見かける歯磨き粉『マービス(MARVIS)』をご存知でしょうか?
イタリア・フィレンツェ発の世界一オシャレな歯磨き粉で、コレ一本置いてあるだけで雑然とした洗面所もインスタ映えスポットに早変わりてワケ。
ファッション性のあるパッケージ以外にも、以下のような点が人気の理由のようです。
- “お口の香水”とも呼ばれるほどの爽快感
- 全7種類の豊富なフレーバー
- 高いホワイトニング効果
定価2,000円前後という高級歯磨き粉ですが、デンタルサラブレッドとしては無視できません。
物は試しということで、今回購入して使ってみましたので、正直な感想を述べていきます。
クラシック ストロング・ミント外観
今回購入したフレーバーは「クラシック ストロング・ミント」
公式ホームページによると、海外ではこのストロング・ミントが人気NO.1のベストセラーだそうです。
見た目のとおり「お口に入れた瞬間から、爽やかなペパーミントの香りがセンセーショナルに広がります」とのこと。
箱からしてオシャレですね…。
当然ですが英語?とイタリア語?しか書いてないパッケージがオシャレを加速させています。
うーんオシャレです。
何て言うんですか、えと、何となくレトロな感じ?とか?どことなくローマっぽいデザイン?とか?(フィレンツェ発だそうです)
まぁ、パッケージに日本語が書いていないだけで大抵のものはオシャレに見えてしまうのです僕は。
文学部日本文学科卒なので。
あとなんといっても緑色!
緑色好きなんです、このブログも全体的に緑っぽいでしょ?
このキャップの装飾もまた凝ってますね。
「M」とかいって僕にぴったりじゃないですか。
使ってみた感想
味
公式ホームページによるとストロング・ミントは「とびきりの爽快感を求めている方へおすすめ」とのことですが、正直なところ想像していたほどの爽快感は得られませんでした。
確かに味は美味しいです。
甘すぎず、痛くなるほどの刺激でもなく、使いやすいとは思いますが、“お口の香水”は言い過ぎかなぁ。
爽やかさが持続するかというと、僕はそれほど実感できませんでした。
単純に爽快感を得たいのであれば、リステリン紫をキメた方が効果を感じられます。
僕はリステリン紫(ノンアルコールタイプ)くらいがちょうど良いですね。
使い心地
個人的に味うんぬんよりも一番のネックは使用感です。
スクリューキャップがめちゃくちゃ面倒くさい。
両手を使ってキャップをクルクルして外さなくてはいけないのが、地味に面倒くさいです。
右手に歯ブラシを持っている状態でこれをやるのが辛い。
キャップを外してから歯ブラシを持つにしても、「外したキャップをいったん置く」or「外したキャップを持ちながら歯磨き粉をつける」という作業が煩わしい。
キャップを閉める作業も同様です。
「歯ブラシを持ちながらキャップを閉める」or「歯ブラシを口にくわえながらキャップを閉める」という作業を強いられるので、これがストレス溜まるんですよ…。
日本のこういう簡単に開閉できて分離しないタイプのキャップ、めちゃくちゃ優秀。
それがよく分かりました。
インテリア性
まあまあ、味や使用感についてはひとまず置いておきます。
「洗面所に雑に置いておいてもサマになる、世界一かっこいい歯磨き粉」
まずはこのフレーズに惹かれてたんですから。
さっそくウチの洗面所に雑に置いてみます。
……。
なんか違うな。
うーん、思うに、たぶん「Aesop」のハンドソープとか、やっぱりなんか英語がワーッと書いてある雑貨の中に混じって雑に置いてあるとそれだけで絵になるんでしょうけど…殺風景なウチの洗面所じゃ侘しい感じになっちゃった。
そもそも僕、整理整頓をちゃんとしちゃうタイプの男なんですよね。
歯磨き粉出しっぱなしとか許せねぇ。そういう奴でした。
ということで、僕の洗面道具スペースにちゃんと仕舞ってみます。
おっ!これなんかオシャレな感じになりました!
いい感じに英語がワーッと書いてあるチューブの間に収まりましたね。
ただこのスペース、三面鏡の裏の収納なんですよね。
収納しちゃったら見えねぇ。
結論:リピートはしませんが、ちょっとしたプレゼントにいいかも
この歯磨き粉のパッケージ単体で見るとめちゃくちゃカッコイイですが、ウチの殺風景な洗面所にはうまくマッチしませんでした。
僕はどちらかというと「見せない収納」が得意なタイプなのですが、逆に「見せる収納」が得意で好きな人であれば、うまくディスプレイして魅力を活かせるだろうなと思います。
爽快感も期待していたほどではなかったので、恐らくリピートはありません…。
何よりお高いですしね。
イタリア旅行のお土産に買って帰る人も多いそうですが、確かにちょっとした御礼のプレゼントなどには良さそうです。
日本での定価は2,000円前後で、重くなり過ぎずちょうど良い価格帯かも。
気になる女の子へちょっとしたプレゼントをあげる際、迷った挙句に結局ロクシタンのハンドクリームに逃げてしまう男子大学生諸君は、次回はこの世界一オシャレな歯磨き粉『マービス(MARVIS)』をチョイスしてあげると何か進展が期待できるかもしれませんね。
実際、二人ともマービス使ってるカップルがいたらめちゃカッコ良くないですか?
チュッてしたあとに
彼氏「あれ、マービス変えた?」
彼女「ん…今シナモン・ミント」
彼氏「いいじゃん」
みたいな会話、超クールじゃないですか?