今日は有給。
特に用事があったわけではありませんが、月に1日は有給を取るように会社からも言われているので、ありがたくお休みしています。
今日は久々に献血に行ってきました。
予定のない有給休暇の日、僕はちょくちょく献血をしに行くんですよ。
献血をするようになったきっかけ
献血に通うようになったきっかけは前職のとき。
社会人となってすぐに社畜の魂を刻み込まれた僕は「仕事ができない奴は無価値であり生きている意味がない」というマインドコントロールを施されていました。
晴れて立派なソルジャーとなった僕ですが、あるとき仕事で思うような成果が出せず、悩み苦しんでいた時期がありました。
「仕事ができない奴は無価値であり生きている意味がない」…。
そんな時に見出した救済の道が「献血」だったのです。
つまり
自分は仕事で成果が出せず、社会に何の貢献もできていない。
こんな生産性0の無能が社会の、他人様の役に立てる方法があるとすれば…
「自らの血を捧げる」しかない。
こういう思考回路だったんですね。
今から思うとやべー奴みたいですが…
それからというもの、仕事で成果が出せないときにはまるで許しを請うように、献血に行くようになりました。
一体誰からの許しを得ようとしていたのでしょうね…
社畜の魂百まで
その後僕はこうして有給も使えるまったり団体職員に転職したわけですが、当時刻み込まれた社畜の魂が完全に消えたわけではありません。
有給を使って休んでいると（みんながんぱって働いているのに自分は何をやっているんだ）という気持ちが湧いてくることがあります。
用事があって休んでいるのであればまだいいのですが、何も用事がないのに休んでいるのがどうも苦手。
そんな日は未だに
「いっちょ社会貢献すっか！！」
と思い立ち献血ルームに足を運ぶのです。
都内の献血ルーム制覇しようかな
僕がよく行くのは「献血ルーム池袋い～すと」
一番家から近いから。
池袋にはもう一か所「献血ルーム池袋ぶらっと」もありますが、僕はこの「い～すと」の落ち着いた雰囲気が好きです。
最近の献血ルームはどこもおしゃれですよね。
今一番行ってみたい献血ルームは秋葉原にある「akiba:F献血ルーム」
グッズの展示スペースがあったり、漫画の品揃えも都内一だとか。
アキバの特徴がよく反映された献血ルームですよね。
せっかく定期的に献血をしているのだから、都内の色々な献血ルームを巡るのも面白そうです。
貢献欲求は大事にしたい
よくアドラー心理学なんかで「承認欲求よりも貢献欲求を持とうぜ！」みたいな話ありますよね。知らんけど。
僕は一応セミリタイア・アーリーリタイアを目指して蓄財に励んでいるわけですけれども、早期リタイアしてからも承認欲求を満たそうと思ったら、それは大変だろうと思います。
人に褒められる、認められるって仕事していても難しいものね。
「俺30代にして無職だけど誰か褒めて！！若い頃からいっぱいお金貯めたの！だから認めてほしい！今は無職だけど！！」っていくら思ってもそりゃあ一般的にはなかなかキツイでしょ。
だから僕もFIREを目指すのであれば承認欲求は出来るだけ捨て去りたいと思っています、完全には難しいでしょうけど。
だけど「貢献欲求」は大事に持っていたいなぁと思います。
人の役に立ちたい、社会の役に立ちたいと思うことは決して悪いことではないし、たとえ無職でもできることはたくさんあると思うんですよね。
「承認欲求」を満たすのが難しいのは、他人から褒められたり認められる必要があるところですが、「貢献欲求」は結局のところ自己満でも満たされるのがいいんですよ。
「ふぅ～、社会の役に立ったぜ」と自分で思えりゃいいんですから。
ハードル低くないですか？
もちろん有難迷惑にならないように注意ですけどね。
繰り返しになりますが、リタイアしてからも貢献欲求を満たすためにできることはたくさんあると思います。
そういったことを今のうちにたくさん見つけておきたいですね。
人に認められるためにがんばるよりも、人の役に立って満足感を得られる人生なんて素敵じゃないですか。
自己満大いに結構。やらない善よりやる偽善。
皆さんもどうですか？
例えば献血とか。
僕は毎回400mL採血してもらっているんだけど、400mLって花王の洗剤「マジックリン」と同じ量だからそう考えると結構多いよね。
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