資産形成するならインデックス投資しか勝たん。
みたいな風潮ありますよね。
あのウォーレン・バフェットも奥さんに「自分が死んだら資産の90%をS&P500インデックスファンドで運用しろ」と遺言を残しているのは有名な話です。
僕のような素人が投資で資産形成をしようとしたら、インデックス投資が最も無難で確実であるのはおそらく間違いないんでしょう。
実際、僕も投資資金のほとんどはインデックス投資に回しています。
それでも僕は全資産の10%程度、約300万円ほど日本の個別株に投資しています。
今日はその理由をお話ししていきたいと思います。
高配当銘柄と株主優待銘柄を買っています
個別株投資といっても、デイトレやスイングで値上がり益を狙っているわけではなくて、僕が主に買っているのは高配当銘柄と株主優待銘柄です。
買ったら基本的に長期でホールドします。
はっきり言って地味です。
高配当、といってもせいぜい利回り4%とかそんなもんですからね。
「爆絶決算で一気に株価2倍だぜ!!」
とかそういうのではないです。
株主優待、といっても『月曜から夜更かし』でお馴染みの桐谷さんのように株主優待で生活してるとかそういうのでもないです。
余談ですが、僕は仕事で桐谷さんとお会いしてお話したことがあるのですが、本当にテレビのあのままでした。
雨が降っていた日だったのですが、ビショビショになりながら
ガチでチャリで待ち合わせ場所に来られました。
失礼ながら(テレビ用のパフォーマンスじゃなかったんだ…)と思いました。
インデックス投資だけだと人生がつらいんだ
確かに、老後の資産形成を考えたらインデックス投資をひたすら積み立てる方が最終的なリターンは大きいのだろうと思います。
老後…あと30年…なるべく倹約し、ひたすらに積み立て続ける人生…
シンプルにつらくないですか…?
当然ですが毎月毎月インデックス投資を続けるということは、単純なキャッシュフローとしては悪化しているわけですよね。
自由に使えるお金は積み立てする分だけ減っているわけですから。
それでなくてもストレスまみれの社会人生活をなんとかこなし、決して多くない小遣いでやりくりして、その上投資までして更に自由にできるお金は減っていく。
そんな生活をずっと続けて、やっと30年後。
ようやく初めて投資の恩恵を実感できる。それがインデックス投資です。
そのころには僕はもう65歳を超えています。
身体も今のようには動きません…。
つらくないですか…?(泣)
高配当投資・株主優待投資をする理由
そんな投資人生に潤いを与えてくれるもの。
投資の楽しみを教えてくれるもの。
豊かになっている実感を与えてくれるもの。
それが高配当投資と株主優待投資だと思っています。
高配当投資
昨年2020年はコロナの影響でかなり減配されたものの、年間で約77,000円(税引き後)の配当金をいただきました。
投資効率を考えればこれらの配当金は再投資に回すのが良いのでしょうが…
好き勝手にすべて使い切ります。
得られた配当金は翌年のうちに夫婦の楽しみのために使い切る
今はコロナ禍なので以前のようにはいきませんが、一番多い使い道としては温泉旅行です。
我が家は夫婦共働きなんですが、やっぱり仕事で疲れたりするときもあるじゃないですか。
疲れ溜まってるな~…って思ったらにこの配当金を使って温泉旅館に泊まるわけですよ!
配当金っていわば不労所得ですよね。資産が生んだ資産なわけで、使ったとしても元本は減ってないわけですよ(もちろん株価の変動はありますけど)。
働かずに得られたお金を使って旅館に泊まってるわけですよ。
それってもはや実質タダですよ(?)
元本資産を減らしたというストレスがなく最高にリフレッシュできる時間。
投資をしていてよかったなぁ!と温泉につかりながら毎回思います。
年2回くらいは配当金を使って夫婦で温泉旅館に泊まるのですが、こうした時間のおかげでまた頑張ろうと思えるんです。
株主優待投資
株主優待っていろいろ種類ありますけど、僕が主にいただいているのはグルメカタログやお食事券など、食べ物系の株主優待が多いです。
グルメカタログは「今回はどれにしようか~」って奥さんとワイワイ言いながら選ぶ時間も楽しいし、届いて食べる時間も楽しいし二重に幸せ感じられます。
お食事券は仕事で疲れてご飯を作る気力が湧かないときなどに利用します。
すると「タダ飯食えて嬉しいね!」とテンションも上がり、奥さんとの外食の機会も増え、二人で幸せになれます。
高配当・株主優待投資はQOLを上げてくれる
インデックス投資が「老後の人生を豊かにするための投資」だとしたら、高配当投資・株主優待投資は「今の人生を豊かにするための投資」だと思うんです。
いつか報われると信じて、今の生活に我慢を重ねて、毎月毎月インデックス投資を積み重ねる…。
それだけでは30年以上の投資人生を、挫折せずに続けることは僕にはきっとできません。
『投資は人生を豊かにしてくれる』
そう信じさせてくれるご褒美が僕には必要なんです。
それが僕にとっての高配当投資と株主優待投資です。
インデックス投資で得た利益を取り崩すのではいかんのか?
『自由に使えるお金が必要なら、インデックス投資から得られた利益を毎年少し取り崩せばよいのではないか?』
と、思われる方もいるでしょう。仰るとおりですね。
でもそれじゃイカンのです。
いったん積み立てた資金を取り崩す、という行為はそれ自体がもの凄い精神的ストレスになるのです僕は!
配当金を消費する行為と積み立てた利益を取り崩す行為。本質的には同じことだと思います。
でも理屈じゃないんです。将来のためにせっかく大きくしている雪だるまを削る行為は、それはそれで苦痛なんですよ。
米国の個別株や高配当ETFではいかんのか?
米国株には何十年と増配を続けている高配当株や、SPYDやHDVといった高配当ETFも存在します。
『配当金が得たいならそれらに投資した方がよいのではないか?』
と、思われる方もいるでしょう。仰るとおりかもしれません。
それも別にイカンくはありませんが…
僕は日本人なのでやっぱり日本の企業に投資して応援したい!という気持ちもあるのです!
個別株への投資ってやはりインデックス投資に比べて銘柄に対して愛着が湧くんですよね。
これも理屈じゃなくって、自国の企業応援したいですもん。
今後も資産の10%を目安に個別株に投資していきます
長くなりましたが、そんな理由から僕は資産の一部を日本の個別株に投資しています。
高配当・優待銘柄を中心に投資していますが、だからと言ってそれらの銘柄のキャピタルゲインを完全に放棄しているわけではありませんよ。
将来的に株価も更に大きく育ってくれれば言うことないです。
大きく育ち、いつか売却する時が来るまで、僕の生活を潤してくれる銘柄としてギュッと愛を持ってホールドしていきたいです。
今後僕の総資産額が増えていったとしても、全体の10%を目安に個別株も買っていきたいなと考えています。
生活を潤す投資としてだけでなく、趣味の投資として銘柄選びも楽しみながら資産運用を続けていきたいです。
なんだか良いことばかり書いてしまった気がするけれど、僕が持ってる個別株はほとんどコロナ前から所有しているものばかりだから未だに20万ほど含み損が出ているよ!
やっぱり個別株投資は難しいね!
ハハッまいったなー!