『お小遣い』
って言葉にはいくつになってもワクワクしますねぇ!
いや大人になってまでお小遣いってなんだよ、と思われる方もいるとは思いますが、この「限られたお小遣いを何に使おう」と考えるのもそれはそれで楽しいものです。
総資産の管理にはみんな大好き『マネーフォワード』のアプリを使っていますが、今回は僕の「お小遣い」の管理方法と利用している家計簿アプリを紹介したいと思います。
「月間お小遣い」と「年間お小遣い」
まず僕はお小遣いを「月間お小遣い」と「年間お小遣い」の2種類に分けて管理しています。
毎月の給料から捻出しているお小遣い。会社員のお小遣いの平均額が月4万円前後らしいので、それを参考に設定しています。
主に日常的な用途に充てています。
- 昼食やカフェ代
- 本や映画などの娯楽費
- 日用品(シャンプーとか)
- 衣類(私服)や散髪代
- 趣味費
- 飲み会
年間のボーナスから支給されるご褒美お小遣いです。現在の年間手取りボーナスの17%くらいの額になります。ご褒美がないと仕事がんばれないからね!
主に旅行など非日常的な大きい出費に充てています。
- 旅行
- 仕事用のスーツやシャツ、靴
- 家電の買い替え
- 冠婚葬祭費
- クレカの年会費
仮に「月間お小遣い」を3万円しか使わなかった場合、残った1万円分は「年間お小遣い」の額に加算されます。
逆に例えば飲み会が重なり「月間お小遣い」が足りなくなった場合などは「年間お小遣い」から補填する、といった具合です。
月間お小遣い管理アプリ
シンプルでサッと使える『おカネレコ』
日常的に使う「月間お小遣い」の管理には、家計簿アプリ『おカネレコ』を利用しています。
家計簿おカネレコ – 人気お小遣い帳家計簿(かけいぼ)
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家計簿アプリを続けるのに一番重要なのは、とにかく「シンプルで入力が楽」であることが必須です!
その点このアプリは「2秒家計簿」と謳っているとおり、僕が使ったアプリの中では最も使いやすいですね。
支出の管理に特化している印象。
でもまさに「お小遣い帳アプリ」としてはこのくらいシンプルな方が丁度いいんよね。
僕の使用例
アプリを立ち上げるとすぐにこの金額入力画面が表示されます。
多機能な家計簿アプリだと金額入力画面にアクセスするまでに数回タップしないといけないこともあって煩わしい。それじゃ続きません。
「おカネレコ」はアプリ起動⇒カテゴリ選択(しなくてもいい)⇒金額入力⇒入力ボタンで完了するのがいいんです。
画面上部のカテゴリー一覧はカスタマイズ可能ですが、僕がよく使うのは「食費」「娯楽」「日用品」「衣類・ファッション」「本・雑誌」くらいかなぁ。使った金額が把握できれば十分なので、別になくてもいいくらい。
ざっくりでもカテゴリを入力しておくと、グラフで何にいくら使ったか可視化することもできますよ。
これは僕の先月のお小遣い収支です。お小遣い4万円の設定に対して19,400円余りました!
マウスピース矯正中なので、職場での毎日の昼食が水のみということもあり食費が浮いています…。そんな状況なのでここ最近はずっと2万円ほど余りますね。
ここで余ったお小遣いは、次に話す「年間お小遣い」に加算していくことになります。
年間お小遣い管理アプリ
支出も収入も入力しやすい『らくな家計簿』
年間お小遣いの管理に使っているのが『らくな家計簿』
家計簿 – らくな家計簿 簡単!人気の家計簿(かけいぼ)
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基本的に支出の入力しかしない月間お小遣いの管理は「おカネレコ」で十分なのですが、臨時収入や月間お小遣いからの繰り越しなど「収入」の入力もしやすいアプリが年間お小遣いの管理には向いています。
別にどんなアプリでもいいと思いますが、僕は見やすいデザインと分かりやすい操作性からこのアプリを使っています。
無料版では広告が多いのがイマイチだけど、使用頻度は高くないので許容範囲。
僕の使用例
先月の収支状況がこちら。
毎月1日に、前月余った月間お小遣いを収入としてこちらに加算しています(この画像だと4月に余った20,020円を加算)。
その他にも、ポイ活で稼いだお小遣いなどもこちらに加算します(T NEOBANKの口座開設キャンペーンの5,000円がそれにあたります)。
支出としてはGWに行った大阪旅行など、非日常的な大きな支出はこちらの年間お小遣いから出しています。
年間お小遣いの残高も一目で確認できるし、中々使い勝手がよくて気に入っています。
で、毎年12月31日時点で残っていた残高は翌年に繰り越し…という運用ですね。
お小遣いスタンスを守れ!
ここ最近は株価も弱気相場入りして資産が減ってる人も多いと思うんです。もちろん僕もそうです!
だけどサラリーマンとして安定した収入が得られている限り「株価が下がった分お小遣いを減らそう」なんてことは絶対に考えません!
そんなことしたらますます投資が辛くなっちゃいますからね。
『航路を守れ』
とはインデックス投資家の父の言葉ですが、お小遣いだって同じです(?)
自分の収入と生活満足度から無理なく心地良い範囲でお小遣いを設定したのですから、前提となる収入に大きな減少がない限り、みずからの投資スタンスならぬ「お小遣いをスタンス」を変える必要はないと思っています。
(僕は結婚来11年ずっと同じお小遣い額です)
どんなに荒れた相場だろうが、どれだけ自分の総資産が減ろうが、結局自由に使えるお小遣い額は変わらないんです。
僕はインデックス投資を15年続けているので、大きな株価の下落局面に付き合う機会も多々ありました。
そんな時はお小遣い帳を眺めて「総資産は減ってるけど今年はまだあと20万お小遣い使えるな」とニヤニヤすることで、目先の下落に囚われそうになる心を長期運用の目線にリセットできるんですよね。
なんだ、株価が下落しても僕の生活は何も変わらないし、楽しみが減ることもないなと改めて思えるんです。
「今月のお小遣いはあといくら使えるか」は把握していても「今年あといくら使えるか」まで把握している人は意外と少ないんじゃないでしょうか。
年単位でお小遣いを管理すること、とてもおすすめです。ぜひ試してみてください。
いずれにせよ今月の株価の下落は今年のお小遣いを全額使ってもどうせ補填しきれないからね!ははっ!