日記

独身ならとっくにセミリタイアしてるのに…と考えてしまう自分がクズ過ぎて自己嫌悪

前提として。

僕は妻が大好きです。

付き合って17年、結婚して10年経ちますが、もぅ愛おしくてたまりません。

妻の顔を見るだけで笑顔になりますし、KinKi Kidsの『LOVE LOVE あいしてる』状態なのは間違いありません。

というか若干依存症の気があり、妻が家にいないときは妻のパジャマや部屋着をクッション代わりに抱きしめて、残り香をクンクンすることで気持ちを落ち着かせる…みたいなとこあります。

「匂いが取れちゃうからパジャマ洗わないで!!」とか頼んだりしますし。

文字に起こすとやべー奴ですね。

僕は職場の人間関係以外、友達0人なので「他人への興味関心」の100%が妻に向いているんでしょう。

束縛とかはしていないつもりですけど…
ストーカー気質のある奴はみんなそう言うしな、自分も信用なりません。

妻がセミリタイアの足枷になっている??

そんな妻大好き人間の僕ですが、それでも時々思うことがあります。

僕が独身なら…
結婚さえしていなければ…妻さえいなければ…
もうとっくにセミリタイアしているのに

住まいのこと

今の住まいは東京23区内のJR沿線駅徒歩2分、3LDKの分譲マンションです。
10年前、結婚と同時に新築で買いました。
住宅ローンと管理費・修繕費等で毎月13万円弱の支出。更に固都税が年15万弱。

確かに便利で住み心地はいいですが、正直僕にはオーバースペックです。

セミリタイアするのであれば、さっさと売り払ってもっと住居費を抑えたいところ。

僕が独身だったなら、家はもっと郊外でいいし駅徒歩20分でも全然かまいません。
木造のアパートでいいし、部屋は1Rで十分です。

しかし結婚しているとそういきません。

妻は学生時代木造アパートで一人暮らしをしていましたが、騒音に悩まされてもう木造アパートはコリゴリといった感じ。
自室も欲しいようですし、薄暗い郊外の夜道を駅から20分も歩かせたくもありません。

結局それなりの賃貸を借りようとなったら、支出の額は今とそれほど変わらないでしょう。

食事のこと

僕一人であれば、食事なんてご飯・味噌汁・漬物・納豆くらいで十分です。
いわゆる粗食ってやつでしょうか。
学生の頃は実際そんな感じでした。

独身であればセミリタイア後は食費もあまりかけたくないですし、外食も極力しないで生活できると思います。

しかしそれを妻にも強制するわけにはいきません。
たまには外食に連れて行ってあげたいとも思っちゃうじゃないですか。

世間体のこと

僕一人であれば、セミリタイア後に近所のおばちゃん達に

「あそこに住んでる男の人、ろくに仕事もしないでプラプラしてるらしいわよ~まだ若そうなのにだらしないわね~ニートかしら~」

といくら陰口叩かれようが別にかまいません。

しかし妻が「あなたのとこの旦那さん仕事もしないで何やってるの!?」とか嫌味を言われることがあったら僕はいたたまれなくて気が狂ってしまいそうです。

(最近ならリモートワークってことでかわせそうですが)

それ以前に、妻のご両親に対して

「大事な娘さんをお預かりしている身ですが仕事辞めさせていただきます!」
ドン!!

とか言う勇気ありません(泣

「いや、あのですね、トリニティ大学のチームが出しているトリニティスタディというデータがありまして~、あの、その研究データに基づいてですね~、、、」

とか言っている間にお義父さんにはっ倒されるんじゃないですかね。

もし妻に離婚を迫られたら…と考えると少しワクワクする自分が怖い

ある日突然「実は不倫してたの…悪いけど離婚して」と妻に迫られたら…。

そんな想像をしてしまう時があります。

普通だったら「ふざけるな!相手の男連れてこい!!」と怒り心頭となるのでしょうが、僕が今それを言われたら

「へ…?あ…?ぃあ、え、そうなん…?え、まじ…?(ヒクッ」

みたいな感じでキモい半笑いを浮かべてしまいそうで怖いんです。

もちろん頭にくるでしょうが、(おっしゃ!これでセミリタイアできるぜ!!ナイスタイミンッ!!)と喜んでしまう自分がいるのではないかと…。

だって独身になればもっと安くて自分好みのアパートに引っ越せるし、生活費も抑えられる必要ないし、誰の目も気にせずに仕事辞められるし。

憧れの大原扁理さんのような生活も夢じゃないわけです。

(慰謝料は200万くらいかな?それくらいあったら引越し費用もまかなえるな!新しい家具も買っちゃお)

(いや待てよ、相手の不倫が原因でマンションを売却するんだから、売却手数料も上乗せできんかな??)

とか考えてしまう自分がクズ過ぎて怖いんです。

冒頭であれだけ「奥さん大好き!」アピールしてたのにアレはなんだったんだと。

本当は妻のことそんなに好きじゃなかったのかなと。

ガチの友達0人の僕が唯一大好きな人間が妻なのに、その感情すらも嘘だったんじゃないかと怖くなるんです。

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妻を言い訳に使うのは最低です

でもブログを書いていて改めて思いましたけど、住宅のことも、生活費のことも、世間体のことも、結局はセミリタイアに踏み切れない言い訳に妻を使っているだけなんですよね。

これがまたクズ過ぎて頭にくるんですよ!!

セミリタイア後の生活は妻と一緒がいい。この気持ちは本当

自分のクズさに嫌気が指しながらも、僕一人の方がセミリタイアしやすいのは事実だと思います。

色々なことをミニマムにできて、少ないコストでセミリタイア生活を成立させることができるでしょう。

ですがやっぱり

セミリタイア後の生活は大好きな妻と一緒に送りたい!

この気持ちだけは本当のはずなんです。

セミリタイアすること自体が目的となってしまって、「なぜセミリタイアしたいと思ったのか」を忘れてしまっては本末転倒です。

僕がセミリタイアを意識した最初のきっかけは【妻と過ごす時間をもっと増やしたい】ということでした。

この時の気持ちは本物のはずです。たった一人でセミリタイアしても意味なんかない。

妻はセミリタイアの足枷どころか、セミリタイアの目的であったはずなのに、それを忘れかけてしまうのは本当に危険な気がしました。

最近はセミリタイア資金を貯めることばかりに執着していましたが、一度立ち止まって気持ちの整理をする時間、セミリタイアの目的を考え直す時間も必要なんだと改めて感じました。

たけし

それはそうと今日はホワイトデーですね!
妻は毎年バレンタインデーに手作りチョコレートをくれるので、僕もホワイトデーには毎年手作りお菓子を返しているのですが、それを職場の人に話すと大体引かれます。
なんで???

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