永らく僕のメインカードとして活躍してくれていた「楽天カード」と「spgアメックス」…ここ1年でどちらも大幅な改悪が相次ぎました。
楽天カードは公共料金や税金の支払いに対する還元率が0.2%に引き下げられ、投資信託のクレカ積立の制度も大改悪。
spgアメックスもマリオットボンヴォイアメックスへの切り替えに伴い、所有するメリットが感じられないカードとなってしまいました。
メインカード不在の状況。
ここで次のメインカード候補として白羽の矢が立ったのが、先日100万円修行を達成し年会費永年無料となった『三井住友カードゴールド(NL)』です!
三井住友カードゴールド(NL)がメインカードとして使いやすいポイント
個人的に三井住友カードゴールド(NL)がメインとして使いやすいと思う点は以下の通りです。
楽天カードとspgアメックスは2枚を組み合わせることでお互いの弱点をカバーしてきましたが、三井住友カードゴールド(NL)はコレ1枚でOK!といった抜群の安定感を誇ります。
- 貯まったポイントを投資に使える(予定)
- 公共料金や税金の支払いでもポイント還元率がダウンしない
- iDが使える
- 安心のブランド力
- 券面がカッコイイ
- 年間100万円利用で10,000P還元
貯まったポイントを投資に使える(予定)
まずはコレですね!
僕はSBI証券×三井住友カードの投信積立をしているので、貯まったVポイントを余すことなく投資信託の買付に回せるのは大きなメリットです。
また、Vポイントはソラシドエアのマイルに驚異の「1ポイント⇒2マイル」にて交換できるのも旅行好きとしては嬉しいところ!
公共料金や税金の支払いでもポイント還元率がダウンしない
冒頭で書いた通り、楽天カードは公共料金や税金の支払いに対するポイント還元率が0.2%となってしまいました…。
アメックスも公共料金等に対する還元率は半減してしまいます。
対して三井住友カード(VISA/マスター)は公共料金や税金の支払いに対しても還元率がダウンしないので嬉しいですね(基本0.5%)。
iDが使える
日々の買物はほぼスマホ決済の僕にとって、AndroidスマホだとQUICPay設定ができないアメックスブランドはバリバリのメインカードには据えにくいんですよね…。
その点、三井住友カードゴールド(NL)はiDも使えるしVISAタッチも使えるし、日常的にガシガシ使えます!
アメックスは電子マネーのチャージに使えない場合もありますが、三井住友カードはその点も問題ありません。
(僕は三井住友カード⇒Kyash⇒TOYOTAウォレットの順でチャージしてiDを使っています)
安心のブランド力
僕の三井住友カードはVISAなので、世界中どこでも使える安心感はやっぱりあります。
「三井住友カード」という日本で初めてVISAを発行した実績もポイントですね。
末永く腰を据えて所有できる安定感があります。
券面がカッコイイ
個人的に結構気にするところです!
カードの見た目やステータスを気にすること自体ダサいみたいなとこありますが、やっぱりカッコイイ見た目のカード使いたいです…。
三井住友カードゴールド(NL)のデザインも賛否ありますが、仮面ライダーゾルダみたいで僕はめちゃくちゃ気に入っています!
何歳になって出しても恥ずかしくないカードだと思っています。
年間100万円利用で10,000P還元
これが最大のメリットでありデメリットであるポイントです!
これは先日三井住友カードから届いた「年間100万円利用特典」の達成状況についてのメールです。
今年100万円修行を達成して年会費永年無料となったわけですが、今回注目したいのは赤枠部分『年間100万円利用で継続特典10,000P還元』について。
仮に年間100万円ピッタリ利用した場合、基本ポイント5,000P(還元率0.5%)+継続特典10,000Pで総獲得ポイントは合計15,000Pとなり、その還元率は1.5%に達します。
還元率1.5%はかなりの高水準!
実際は利用金額が100万円を超えると徐々に還元率は落ちていきますが、仮に150万円分利用した場合でも基本ポイント7,500P(還元率0.5%)+継続特典10,000P=17,500Pで還元率1.16%。楽天カード以上の高還元率です。
逆にいうと…
ということですね!!
三井住友カードゴールド(NL)をメインカードにしようと思ったら、毎年年間100万円の利用は必須と言えるでしょう!
安定して年間100万円利用できるか検証
今年100万円修行を楽に達成できたのは歯列矯正費用約90万円という大型出費、いわばチートを使った結果です…。
ではチート抜きにしてコンスタントに年間100万円も利用できるのか検証していきます。
ちなみに、投資信託のクレカ積立に利用した分は年間100万円利用特典にカウントされません。
公共料金など固定費
まずは基本中の基本。毎月の公共料金等をすべて三井住友カードゴールド(NL)で支払うといくらになるのか検証します。
電気 | 7,000 |
ガス | 4,700 |
水道 | 3,500 |
ネット | 3,700 |
携帯 | 1,100 |
月間合計 | 20,000 |
年間合計 | 240,000 |
全っ然足りません
まだまだ勝負はこれからです。
年間240,000円
税金
僕はマンションを保有しているので毎年固定資産税が掛かります。
昨年の固定資産税は以下の通り。
144,000円
ふるさと納税は楽天カードを使った「楽天ふるさと納税」が現状有利ですので、ここではカウントしないことにします。
年間384,000円
サブスク
何気なく払っているサブスク費用もまとめると結構な額になっています。見ていきましょう。
Amazonプライム | 4,900 |
YouTubeプレミアム | 14,160 |
ディズニープラス | 11,880 |
ノートン360 | 1,680 |
パスワードマネージャー | 2,800 |
auスマートパスプレミアム | 6,580 |
年間合計 | 42,000 |
あらためて見ると結構使ってますね…。
でもまだまだ足りません!
年間426,000円
だめだ、日々の固定費だけでは半分もいきません…。
あとは僕のお小遣いの範囲内でどれだけ三井住友カードゴールド(NL)を利用できるかですが…ここから先はかなりザックリとした不確実性の高い検証になってしまいます。
旅行などの特別費
僕と妻は旅行やホテルステイが好きで、毎年それなりにお金を使います!
旅費は僕がまとめてカードで支払って後ほど妻と折半するかたちとなるので、利用金額を稼ぐチャンスです。
ここは昨年実際に使った旅費を参考に、同程度としておきましょう。
250,000円(2021年実績)
年間676,000円
まだ…っ!まだ遠い…っ!
日常的なお小遣いからの支出
僕のお小遣いは月4万円に設定しています。
平日の昼食や仕事用のスーツ代、コンタクトレンズなどの消耗品などもこのお小遣いから捻出しています。
楽天市場で楽天カードを使ったり、現金を使うこともありますから、三井住友カードゴールド(NL)で支払う金額としては月3万円としておきましょうか。
かなりザックリとした推定ですがご了承ください。
年間360,000円
年間1,036,000円
いったぁ~!!
年間100万円利用に到達しました!おめでとうございます!
継続特典10,000ポイントゲットですぞぉ!!
年間100万円利用も無理ではなさそう!実際にやってみます
とまぁガバガバ過ぎる検証の結果、
『絶対ムリ』ってほどではない
ことが判明しました。
固定費の部分は検証結果とそれほどブレないとして、あとは日々の買物や旅行にどれだけ利用できるか。
大きな家電の買い替えなどがあれば利用額を伸ばしやすい一方、ホテル宿泊時にはカード特典の豊富なラグジュアリーカードを優先して使うであろう場面も考えられます。楽天市場では相変わらず楽天カードを使うでしょうし。
まずは1年思う存分使ってみたいと思います!
そのうち、投資信託の購入分も100万円利用にカウントするようにならないかなぁ。そうすれば投信購入分と固定費支払い分だけで100万円いくから楽なんだけど。