僕のセミリタイアへのモチベーションが最大に上がっている瞬間。
それは間違いなく
仕事がうまくいっていないときです。
「こんな仕事やってられっかよ!!」という負の感情が僕をセミリタイアへと突き動かすのです。
理不尽な上司、押し付けられる過度な期待、無茶苦茶言ってくる顧客。
それら全てのストレスがピークに達し『もう、ゴールしていいよね状態』が発動した瞬間に、もっともセミリタイアへの意欲が湧くのです。
『もう、ゴールしていいよね状態』の僕は仕事中も「如何に退職を切り出すか」ということしか考えられなくなり、仕事のパフォーマンスは更に低下し、どんどん負のスパイラルにハマっていくというわけです。
決して良い状態とは言えませんが、この時のセミリタイアへのハングリー精神、自由への飢えは、僕を突き動かす原動力となっています。
最近、仕事の調子が良い
そんな僕ですが、最近は仕事の調子が良いです。
というのも、緊急事態宣言の発令に伴い1月からずっと時短勤務だった僕の職場も、3月に入ってから通常勤務に戻ったことが功を奏しました。
時短勤務で捌き切れていなかった業務も勤務時間が通常に戻ったことで上手く回り始め、仕事のストレスはむしろグッと減り、調子が戻ってくると通常業務に加え+αの取り組みに手を付ける余裕もでてきました。
+αの取り組みや業務改善はよほど的外れでさえなければ、大抵の場合多少なりとも評価してもらえるものです。
評価されるとやっぱり嬉しいもので、人の承認欲求ってバカにできないなと感じるわけです。
自分のチョロさに呆れます
毎度毎度「僕ってチョロいな~…」と思うのですが、そうやってちょっと褒められると
「ふ…ふんっ! そこまで言うなら…もうちょっとだけ辞めないでいてあげるわよ…っ」
みたいな気持ちになってくるので本当にどうしようもないチョロさです。
それどころか
「なに?まーた困ってるの? ったくアンタってやつは…ほら!さっさと仕事よこしなさいよ!……あ~もうっ!私がやってあげるって言ってるの!」
みたいな気持ちまで湧いてくるものです。
この『私がいないとアンタってほんとダメね状態』が発動すると、ますますセミリタイアから遠ざかっている気さえします。
まぁ実際は僕の代わりなんていくらでもいるわけですが。
結局、セミリタイアへの確固たる信念がないのが原因
セミリタイアセミリタイア言うとりますけども、結局は
目の前の嫌なことから逃げたいだけ
なんですよね。
流行りにのってFIRE言いたいだけちゃうんかと。
「〇〇をするためにセミリタイアする」とかそういった目標があるわけではなく、ただ単純に嫌な仕事をせずに楽して生きたいだけなので、その時の気分によってフラフラとモチベーションが左右されてしまうのでしょう。
目的のないセミリタイアは失敗するとよく聞きますが、確かにその通りかもなと。
ちょっと仕事がうまくいって少し褒められたくらいでツンデレ化してしまう承認欲求の塊のような男が安易にセミリタイアして、いい歳しておよそ他人様に胸を張って言えないような生活を長年送っていたらどんな精神状態になるか…想像に難くないところです。
「セミリタイアを目指すブログ」などとのたまってはおりますが、セミリタイアをする目的や意味を今一度しっかりと考える必要がありそうです。
ちなみに僕は『Kanon』『Air』よりも『ONE』派でした。