先日、愛用していた腕時計を26万円で売却したばかりなのですが…。
今週は引き続き資産整理の第2弾。
田舎の土地200坪を30万円で売却しました。
譲渡された先祖代々伝わる土地
この土地というのが、父・祖父・曾祖父・・・が生まれ育ってきた先祖代々伝わる土地でございます。
しかし、祖父の代で関東に出てきてからというもの、ずっとただの雑木林として放置されてきました。
もはや用をなさない土地だったのですが、10数年前、僕が新卒で不動産業界に就職した際に「これも勉強だ!」と半ば強引に祖父から僕へ譲渡された(押し付けられた)のでした。
とはいえ東京から飛行機と車を乗り継いでやっと辿り着ける遠方の地…。
本家の長男として俺がこの地を守り続ける!!
という気概はサラサラなく、譲渡された瞬間、そのうち売却する気満々でした。
ずっと気がかりだった遠方の空き地
ド田舎の土地で地目も山林にしていたので固定資産税が掛かるようなこともありませんでしたが、やはり自分の目の届かない場所に土地を持っているのはずっと気がかりでした。
過去に一度だけ現地を訪れたことがありましたが、まさに手入れされていない雑木林といった具合で、放っておいたら将来的に周辺に迷惑をかけるかもしれない…という心配がずっと頭の隅にあったのです。
そこで本格的に【土地の断捨離】を意識したのが数年前。
地元の不動産業者の方のご協力もあり、この度ようやく売却に至りました。
測量や境界関係は譲渡を受ける際に祖父が予め確定してくれていたのでスムーズでした。
とはいえ一度しか訪れたことのない土地ということもあり、売主の瑕疵担保責任は全面的に免責。
売買金額は買主様の言い値で。
200坪30万円なので、坪単価1,500円
ははっ!笑
手首に着ける腕時計と200坪の土地がほぼ同じ売値というのは何とも不思議ですね。
自分史上最大の断捨離完了!
ミニマムライフを心掛けて以降、所有物の最適化を目指して色々なものを断捨離してきましたが…
今回の土地売却は自分史上最大の断捨離となりました(物理)
恐らく今後これ(200坪)以上大きなものを断捨離することはないでしょう。
もう自分の目の届かない、どうしようもできない場所について無駄に心配し続けてストレスを溜める必要もありません。
そういう意味でも、今回の断捨離によって心も更に身軽になることができました。
断捨離の果てに…消えるのか
先ほども書きましたが、僕は本家の長男です。
兄妹や従兄妹、親戚には女性しかおらず、皆お嫁にいってしまいました。
つまり…
僕が後継者を残さない限り、我が一族はここで終わります。
そして僕は子どもを作る気がありません。
先祖代々の土地を売り払い、子孫を残さず、
断捨離の果てに…一族そのものを消し去ろうというのか。
そして わたしも消えよう
永遠に!!
無とはいったい・・・・・・うごごご!!