5日間のGWも終わり、日常が戻ってきました。
先日このブログでもお話ししたのですが、今年のGWは2日間だけ都内から出ない範囲で、人の少ない早朝にオシャレカフェにモーニングを食べに行くという、シティボーイも真っ青のイケてるリア充実体験をさせていただきました。
ですがそれ以外はできる限り自宅から出ず、静かなGWを過ごしておりました。
予定のない連休をどう過ごすのか、自分を観察する
以前から言っている通り僕には友達がいないのですが、それでもコロナ前の連休はそれなりに忙しく過ごしていたんですよ。
旅行したり登山したりサウナに行ったり映画や劇を観に行ったりカフェ巡りをしたり…。
連休には予定をギチギチに詰め込んでしまうタイプで、家で過ごす時間は少なく、意外とアクティブでした。
ですが今年は特に予定も入っておらず、ひたすらに時間だけが潤沢にあったGW。
もし仕事をリタイアしたら、こんな風に仕事も、特に予定もない日々が続くことになるんだろうなとぼんやりと想像しています。
そういう意味では今回のGWは貴重で、5日間だけではありますが仕事も予定もない日々を自分がどう過ごすのかとても興味深く、じっくり観察してみることにしました。
お金を使わない楽しみ方を知らない悲しい人間なのか
1日目、2日目まではいい感じでした。
自宅で映画を観て、読んでいなかった本を読み、YouTubeを見て、ブログを書き…。
自宅でやりたいと思っていたことは2日でコンプリートしました。
なんということでしょう、これ以上…やりたいことが思いつきません…。
僕は自分のことを独り遊びの天才と勝手に思っていましたが、笑えるくらいの思い上がりでした。
確かに僕は一人でいるのが好きですし、何でも一人で楽しめるタイプではありますが、それは結局「外に出てお金を使うことで得られる楽しみ」に過ぎなかったのです。
旅行も、登山も、サウナも、映画や観劇も、カフェ巡りも、すべて交通費や入場料やチケット代、食費等がかかります。
仮に若くしてアーリーリタイアをした場合、毎日毎日そんなお金を使っていられるとは思えません…。
莫大な資産を築いてのリタイアであれば可能でしょうが、少なくとも僕が想定しているリタイア生活ではそんな暮らしは不可能です。
そのとき僕はリタイアしてできた莫大な時間をどう過ごすつもりなのか…。
観察結果:持って帰ってきた会社の仕事を始めちゃう
やることがなくなった僕がGW3日目から始めたこと。
それは会社の仕事でした。
3日目、4日目、5日目は持ち帰ってきた会社の仕事をして過ごしていました。
何だか悲しい結果となってしまいました。
「仕事したくない~セミリタイアするんだ~」なんてブログでのたまいながら、せっせと蓄財に励んでいる僕ですが、いざ自由な時間を与えられるとたった5日間の自由にも耐えられず自ら仕事を求めてしまったのです。
何もせずボーッと過ごすくらいなら仕事をしていた方がマシ、という考えになってしまうのは社畜の精神を刻み込まれているからなのでしょうか。それとも心からそう思っているのでしょうか。
僕は自分が分かりません。
仮に本心なのであれば、リタイアなんて目指さずに仕事を続けていた方がいいような気もします。
実際にリタイアしてみないと本当のところは分からないよね
結局半分以上を仕事をしながら過ごしてしまったGWでしたが、「純粋に仕事がしたかった」わけではなくて「今のうちに仕事を進めていた方がGW明けが楽だから」という理由も多分に含まれます。
もし完全にリタイアしているのであれば、当然休み明けの心配なんてないわけですから、わざわざ仕事をしようなんて思わないかもしれません。
そもそも、一度リタイアしたら二度と仕事をしてはいけないなんてルールはありませんもんね。
バイトでもいいし、本当にやりたいことが見つかってそれを仕事にできたらなお良いですし。
今はお金を使わないでも楽しめる過ごし方をあまり知らないけれど、リタイアして本当に仕事に縛られない生活を送ることができたら心にも余裕ができて、今は何とも思わないようなことでも楽しめるような精神状態になる可能性だってありますよね。
GWなんて所詮5日間だけです。
セミリタイアやアーリーリタイアを達成できたら、たった数日の連休なんかとは違った景色が広がっているのだろうと思います。
今はいちいち悩んだり落ち込んだりせずに、いつでもセミリタイアできるよう蓄財をがんばるのみです!
それにしても…TVゲームって本当にやらなくなったなぁ…。学生の頃は連休中ずっとゲームしていた気がするけどねぇ。