今回は東京は芝公園にある『ザ・プリンス パークタワー東京』に宿泊してきました!
フォーブス・トラベルガイドで4つ星を獲得しているホテルです。
と、言うのもですね…お正月に開催されたプリンスホテルの【お年玉初夢ガチャ2022】で、このプリンスパークタワーのレストランディナー券をゲットしていたんです!
1回1万円もするガチャなのですが非常に人気で、まずガチャに参加するための事前抽選がありました。
僕はその時点で落選してしまったのですが(倍率は8~9倍だったそうです)、妻が見事ガチャ参加権利を獲得し、ディナー券をゲットしてくれたんです。感謝です!
そこで「せっかくなら宿泊しようか」という話になりました。こういうのはノリを大切にしたいです。
目の前に東京タワー!
『ザ・プリンス パークタワー東京』
これぇ!
プリンスパークタワーといったら、何はなくともこの東京タワーとのツーショットですよねぇ!
東京タワーっていいですよね。なんていうか、その…エモい…ですよね…。
東京に住んでいますが元々は埼玉県北部で赤城山から吹きすさぶ空っ風を受けながら育ったものですから、やっぱり東京タワーには特別な感情を持っているのです。
東京タワーを間近で見られる!
これがこのホテルの最大の魅力でしょう!必ず東京タワービューの部屋を予約したいところです。
ホテルの建物自体は一部ベランダが付いている部屋があるせいか、逆梁アウトフレーム工法以前の、一昔前のタワマンみたいな雰囲気がありますね。
エントランス
エントランスの扉を抜けると何やら緑色の破片が煌めいていてとっても綺麗です。
もしかしたらユニコーンガンダムの光の結晶体の破片を表現しているのかもしれません!
めちゃめちゃオシャレですね!
左手に進むとレセプションがあります。
それほど広くはないですが、落ち着いた印象でラグジュアリーな雰囲気です。
逆に右手に進むとチョコレートやお菓子の販売をする『THE SHOP at the Park』があります。
こちらも高級感がありますね。もちろん何も買えませんでした。
レセプションとショップに挟まれた中央がエレベーターホールとなっているのですが、ここが圧巻でした。
急に近未来的。
部屋
ベッドエリア
今回宿泊したのは9階の【東京タワー側コーナーキング(ビューバス)】です。
面積は約34㎡。
カーテン多くない?
角部屋で日当たりはいいのですが、窓ガラスが細かく窓枠で区切られていてそこに両サイドからカーテンが集まっているものだから、あまりパノラマ感が感じられないんですよね。
ちなみに夜はこんな感じ。
カーテン邪魔くせえ
うーんもったいない。
反対側はこんな感じ。
ベッド周りの設備も、どこか時代を感じさせますね。電話も古い感じです。
2005年開業らしいですが、どうも90年代っぽさを感じてしまいます。
デスク周り。
こちらも、うーん何というか「他に置くとこないんで取り合えずテレビここ置いときますね」みたいなノリで置かれたんじゃないかと思ってしまう配置というか…。
このデスクスタンドのセンスも僕にはよく分からん…。
「ザ・プリンス」シリーズはプリンスホテルの最上級グレード
そう聞いていたので少し期待し過ぎてしまっていた感は正直ありました。
だったらもっとグレードの高い部屋に泊まれと言われてしまえばそれまでですが…。
ちょっとトイレの画像見てもらいたいんですけど。
なんていうか、分かります?この植物柄の壁紙の感じ…
なんだろう、すごい実家感あるんですよね…
眺望
などと、厳しいことを言ってしまいましたが最大のお目当てはこの部屋からの眺望です!
これぇ!
この東京タワービューのために宿泊したようなものですよぅ!
こんな眺望他にないですからね!
この眺望さえあれば部屋の設備とかどうでもよくなってしまいますね!ずっと見ていられます!
東京タワーだけでなくリッツカールトン東京やエディション虎ノ門、アンダーズ東京などの有名ホテルも望めます。
ホテルファンにとってはたまりませんなぁ…。
これが大都会TOKYO
こいつぁオレンジ色に輝く夜景も楽しみです!!きっとエモいだろうなぁ!!
浴室
今回はわざわざ「ビューバス」の部屋を予約しました。
お風呂に入りながら夜景を眺めるって…ステキやん。
おお、良い感じですね!
朝、窓ガラスに面した洗面台で朝日を浴びながら顔を洗っていると、なんだかすっごくシティボーイになった気分になりました。
これぞ大都会TOKYOの暮らしって感じ。
残念ながらこの角度からだと東京タワーは見えません。六本木ヒルズは良く見えますね。
ん……?
……
……
…
首都高速の守り人「きぬた歯科」のきぬた先生と目線が合っちゃった。
ビルの隙間からこちらを覗き込むきぬた先生、9階という高さもベストマッチしてかなり存在感があります!
この浴室でいかがわしいことはできませんね。
あとこの浴槽なんだけどさ…
ビューバスを謳うなら背もたれと蛇口の位置を逆にして欲しいよなぁ!?
これじゃ窓側に背中が向いて目線はずっとシャワーブースに向いちゃうんですけど。
配管の位置に難しいのかもしれないけど、何とかして欲しかった~。
この世の中は自分の思い通りにいかないことが多すぎます。
『陽明殿』で中華ディナー
さて、夕食の時間となり本来の目的である『陽明殿』のディナーをいただきに地下1階までやってきました。
18時に入店した際はお客さんもまばらでしたが、19時あたりから賑わってきましたね。
偶然にも同じガチャに当選したであろうお客さんもいらっしゃいました。
今回いただいたコースはこちら。
後ほどHPでメニューを確認したところ、提供されたのは『禄』というコースだったようです。
ディナーのコースでは一番安いコースですが、それでも正規料金は一人8,800円。
さらにワンドリンクが付いて紹興酒を頼みましたので確かに一人1万円分、二人で2万円分の内容でした!
ガチャ一回1万円でしたので、一人あたり5,000円でいただけた計算です。
味がいいのはもちろんですが、お得に楽しめたと思うと美味しさも倍増です!
お待ちかねの東京タワーライトアップ!
食事も終わって本日のメインイベント。
「エモく光る東京タワーを眺めながらホテルの一室でシャンパンを傾けるごっこ」の時間になりました。
これがやりたかったんですよね。この大都会TOKYOで。
どうしようもなく惹かれるんです。東京タワーの暖かな光に。
炎に惹かれる蛾のように。都会の光にその身が焼かれようとも。東京タワーの赤い光を求めてしまうんです。
コンビニでお酒とおつまみを買い込んで部屋に戻ったら、さぁどうしようもなくドラマティックな夜の始まりだ。
………
……
…
なにこれ
えっ、ちょっ、えっ、なにこれ。
なんなん?
なんでこんなチンドン屋みたいな色してるん?
あのエモくオレンジに光る東京タワーどこ行ったん…?
えー…ちょっと…マジで?…なんなん?…えぇ…
嘘だと言ってよバーニィ!!
しばらくガチでヘコんでいたのですが、調べたところこのライトアップは「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」といって令和元年10月から毎週月曜日に点灯しているバージョンのようでした。
全然知らなかった…一応都民なのに…
しかしこの日は土曜日。この「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」が点灯するのは月曜日なのでは??
と思ったのですが、どうやらこの日は「東京マラソン開催記念ライトアップ」ということでこのバージョンだったようです…(翌日が東京マラソンだった)。嘘だろ…。
こういうこともあるようなので、東京タワー目当てでホテルステイする際は注意が必要ですね。
このライトアップじゃあ…センチメンタルな気分に浸れないよ…
カーテン邪魔だなぁ
代わりに以前他のホテルから取った東京タワーの写真を載せとくよ。
・リッツカールトン東京
・アンダーズ東京
「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」も素敵だと思うけどさ、僕はやっぱり東京タワーはこの色がいいな。
朝食は近くのパン屋さん『ル・パン・コティディアン 芝公園店』へ
ホテルは素泊まりで予約していたので、朝食は外に食べに行きました。
妻のリクエストで行ったのは、ベルギー発祥のベーカリーレストランの日本1号店『ル・パン・コティディアン芝公園店』。
相当混雑すると聞いていましたが、日曜日の朝8時に伺ったところ、まだ席には余裕がありそうでしたね。
モーニングメニューも豊富でしたが、せっかくなのでちょっとお高めでしたがブランチメニューをチョイス。
「ぼくがかんがえたさいきょうのおしゃれごはん」出てきちゃった
美味しかったんだと思う。美味しかったと思うんだけど、『オシャレだった』しか感想を覚えていない。
あとパンがやたら硬かった。
「それがオーガニックってもんよ」と妻が言っていました。
そうか?
今回の宿泊費
最後に恒例の宿泊費の紹介です。
今回の予約は一休から。
22,310円
今回泊まった東京タワー側ビューバスの角部屋も一律25,000円になる【ラッキーデイズ】に予約ができて、更にそこから2,000引きクーポンやポイントを利用しました。
一人当たりの宿泊費は約11,000円!
かなり安めに泊まることができたのではないでしょうか。
いろいろとツッコミどころもあったものの、それはそれで楽しめた滞在となりました。
スタッフの方々は本当に親切で、本来12時チェックアウトのところを「その時間はフロントが混み合ってお待たせしてしまいますので、お時間許すようなら12時半までお部屋でお寛ぎください」とチェックアウトの時間を伸ばしてくれたり。
設備に関してブツブツ言ってしまいましたが、最終的には「やはりザ・プリンスは伊達じゃないな!」と感じさせてくれました。
今回のホテルステイも楽しかったです!
でもこの「ザ・プリンス パークタワー東京」もシンガポールのファンドに売却されちゃうんだよね…。そう思うと寂しいな。今のうちに泊まっておけてよかった。